多分、もの凄く恥ずかしいことを口走ると思います
あと、物凄く長いです(笑)
La'cryma Christi LAST LIVE [White Period.]@Zepp Tokyo
関東は朝のうち雨。ところにより雪が降ったみたい。
例年より少し遅い初雪。
まさにホワイトピリオド(笑)
10月23日の記事にも書きましたが、ラストライブでこのタイトル…。
本当に泣かせる。
そして6年前の同じ日、同じ場所。
House Circuitツアーの追加公演・1月20日Zepp Tokyoこの日は大雪でした(笑)
あの頃はまさかこんな日がくるなんて夢にも思わなかったけど。
実は、前日の金曜から妙にソワソワしちゃって「明日で最後なんだなあ…」と思うと鼻の奥がツーンと痛くなったり、会場に向かう電車から恥ずかしい内容の記事をブログにUPしてみたり(漢だから恥ずかしくてもあの記事消さないズェ)と非常にアレな状態だったわけなんですが…。
新橋でサモハンと待ち合わせ。
サモハンにはラクリマさんのライブにいつも付き合ってもらったなあ。
大きな会場から小さな会場まで。
いろんな所にいったなあ…。
ワンマンはもちろん、対バンイベントや学園祭、大阪のライブにも。
楽しかったなあ。本当にありがとうね。
そんな事を話しながら、ゆりかもめで17時ごろ青海に到着。
ダフ屋を見かけなかった。
それだけ今回のチケットは入手が難しかったんだろう。
(あれ? さいたまアリーナみたいにダフ行為完全禁止だっけ? Zeppって)
会場前に設営された物販まで行ったらグッズが何点か売り切れてた。
パンフとトートバッグが欲しかったのに! ううう。再販してくれないじゃろうか?
トートバッグなんてアリモノのバッグに1cでシルク印刷じゃろ?
再販かけてもコスト的には赤にならんじゃろ? はあはあはあ。
ションモリしながらストラップとミントケースを買おうと列に並んでいたらKTたんと遭遇。
すんごい近くに居たのね(笑) チケ番が違うので別々で会場入り。
HIROさん側の後方、一番後ろの柵前で見ることに…。
開演前、す…すごい緊張してきた(笑)
胃の辺りがギューっとしてくる。タッケテ!! 早く始めてくれー。
ふと、前を見ると関係者らしい男性が居たのね。
なんで関係者かって分かったかというと「Guest」書かれたパスが太ももに貼られていて、セットリストを持っていたのですわ…。
バカー!!! 死ねー!!!!(はいはい、荒れてますとも)
セットリスト見えちまったじゃないかー!!!
1曲目S.E.A.って書いてあるー!!! ばかー!!! なんだよー!!!
「1曲目なんだろう?」ってドチドチを返せこのモジャモジャ頭。
そしてこの関係者さんのツレの彼女がまたアホで…。
カメラ持ち込み禁止の会場内でデジカメを使ってモジャモジャ頭の「彼氏」を撮影しているという。
なにしに来たの? ライブを見ている彼氏を撮影しにきたの?
ソールドアウトして当日券も出ないこのライブで来たくてもチケが手に入らなくて来れない人もいるのに。
そしてこの彼女さんはライブ自体には興味がないらしく、ライブ中も場内を出たり入ったり。
モジャモジャ頭の関係者さんが熱心に見ていたのが唯一の救いだけどね。
(関係者なのに2F席にご招待してもらえない遠縁の関係者さんみたいだけどねッ)
そんな殺伐とした中、ワタシらの後ろを通った男の子の集団(おそらく自身もバンド活動をやっていると
思われる風貌)が「やべえ、俺、もう泣きそうだよ!!」と言っていたのが印象的でした。ううう。
18時開演の予定が20分ほど押してスタート。
LAST LIVE White Period.
SE:Back against the wall
1:S.E.A.
2:Fly to the moon
3:Warm Snow
4:Forest
5:偏西風
6:Zambara
7:Long distance
8:Sanskrit Shower
9:SCREAMING
10:カメレオン
11:Lhasa
12:鳥になる日
13:Breaking
14:Blossom
15:Mystical Glider
16:With-you
17:雪になって消えた二人
18:White period.
En1
19:my generation
20:Sweet lil' devil
21:Hot Rod Circuit
En2
22:イスラエル
23:Don't tell me lies
En3
24:Ivory trees
25:南国
En4
26:THE SCENT
以下、覚えている限りのレポ
オープニングのSEがBack against the wall
1曲目はS.E.A.
ここで「うわあああ! S.E.A.かああああ!!!」って感情が一気に高まるのだろうけど、モジャモジャ頭の所為で台無し。
…と言いつつ、なにをやるのかわかっていたのにイントロ聞いただけで涙が止まらない始末…タッケテ。
3時間半ほどのステージでした。
13年間の活動が凝縮された3時間半。
01:S.E.A.
02:Fly to the moon
MC:今日は関東で雪が降ったということに触れ、
「ここには暖かい雪を降らせます。Warm Snow」
03:Warm Snow
04:Forest
05:偏西風
MC:「今日は沢山、花をいただいてね。
楽屋にバラの花が届いたのだけど、かすみ草だらけで…(そのなかに)バラが…。
1本目のバラは綺麗でした。2本目のバラも綺麗でした。
3本目のバラは…3本目のバラ…さんぼんめのばら…3バラ…さんばら…Zambara…」
→ラストライブでこの曲紹介!!! リーダー凄すぎる!!
06:Zambara
07:Long Distance
08:Sanskrit Shower
→サンスクリットのイントロでSHUSE君が前に出てきて下手から上手へ移動しながらベースをかき鳴らしてたのがすっごいカッコよかったです)
MC:「俺達の魂の叫びを聞いてください SCREAMING」
09:SCREAMING
10:Lhasa
11:鳥になる日
12:カメレオン
(Lhasa~鳥になる日のあたりがもうホントにヤバかった。いろんな事を思い出してまた涙が止まらない状態に)
MC:Lime rainのジャケットで使ったライム君(だっけ? いもむしのぬいぐるみ)を持って来ている客がいて不意にLime rainを歌いだすリーダー。
「♪降り出した雨の中~傘もささずにいたー モゴモゴモゴモゴ…」
アドリブだったので完全に歌詞がアヤフヤ。なのにそのアドリブに乗る他3人。
「♪だけど僕は歌詞の世界を忘れてーいーるー」
もうストップしてくれ、と訴えるリーダー。でも3人の演奏は終わらない(笑)
「♪こーのー雨をライムの雨に変えー 浴びていたいよー」の後、ギブアップとばかりに
客席にマイクを向けるリーダー。
しかし客席は「モゴモゴモゴモゴ…」 うおーい!! ファンすら歌詞がアヤフヤか!
結局モゴモゴのままAパートを演奏しきる。
「この夜をぶっ壊す!! Breaking」
→ここのMCの内容はアヤフヤです。ライムレインもここだったかどうか…。鳥になる日でガン泣きだったので。
13:Breaking
14:Blossom
15:Mystical Glider
MC:「皆は俺達と出会って何年?」という前振りのあと、客をいじるリーダー。
「何年になるか指を使って挙げてみて? 1年の人は1本、10年以上の人は足の指も使って…(笑)」
「この曲で俺達のことを知った人も多いでしょう With-you」
16:With-you
17:雪になって消えた二人
→私はまさにWith-youからのファンなのでこのMCと選曲はすごく嬉しかった。
雪になって消えた二人で会場内に雪が降る特効。白い羽根みたいで綺麗だった。
MC:(雪になって~の特効を指して)
「今日のこれが初雪だった人?」「雪なんてもう見たくないって地方に住んでいる人?」など
挙手で会場をいじる。
そして何故か「雪になった 消えた二人」と言い間違えるリーダー(笑)
「LEVINが書いた詞なんですよ 暖かくて良い詞だよね」
→ここで初めて解散について触れたと思うのだけど、どんなMCだったのかアヤフヤです。
リーダーがホワピリの前に「Next song~」と言ったあと「Last song」と言い換えたのだけ覚えてます。
18:White Period.
本編18曲終了
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【En1】
ライブ恒例:リーダーの奇行1
「今日は、クレーンカメラなんてものが入ってますね」
DVDの撮影用にカメラが数台入っていたのだけど、そのカメラ1つ1つを指差し
「1カメ!!」
「2カメ!!」
「さん…」はっ…と、何かに気づくリーダー。
おずおずと横から「あれ、1カメって書いてありますけど…」SHUSE君のツッコミが入る。
リーダーが思いっきり2カメと指差していたのは1カメ。
「う、うん。いま気がついた…。い、1カメー!!」
…と、あらためて指差し、あおったものの、2カメが見つけられず…(笑)
「に、2カメー!!! どこだー!!!」
うううう。リーダー(泣) ラストなのに…ううう。
MC:「この中で娘さんと親子二代で来ている人っている?」と振ったあと「10代の人ってどのくらいいる?」次いで20代、30代…と聞いていき「じゃあ、60代の人?」
60代の人が最高齢だった。
「団塊の世代やねえ。拍手!!」
「いろんな世代の人が集まってくれているんだね。いろんな世代…いろんなジェネレーションてことで my generation」
19:my generation
20:Sweet lil' devil
21:Hot Rod Circuit
→Sweet lii' devil、Hot Rod Circuit、En2でやったDon't tell me liesはKOJI君が抜けて以降の4人になった新生ラクリマさんのライブでは定番の曲。
Hot Rod Circuitはハードロック路線への転換期の曲で、KOJI君とは進む道が分かれてしまったきっかけになった曲と言っていいのかも。
Sweet lil' devilは音源化するよりもずっと前にライブで発表して、ライブで育てていったような曲。
それらを敢えてアンコールの曲に選曲したということは、これが新生ラクリマが模索していた答えなのかな?と思った。
模索した答えである曲をアンコールに持ってくる=一番カッコいい自分らを見て貰いたいという意味での選曲なのかな。
【En2】
ライブ恒例:リーダーの奇行2
バラを口に咥えてステージに登場。
そのバラを紳士っぽい優雅な動きでSHUSE君に差し出す。
受け取ったSHUSE君、そのバラを髪に飾ったあと、優雅な動きで(笑)客席へ投げる。
MC:「神様っていうのは実は1人しかいなくて、国や宗教によって正面から見えていたり、後姿が見えていたり…真横から見えていたり…。本当は皆、見ているものは同じなのに…。
このことに気づいたのは30歳になる手前。ちゃんと話すと長いよ? 2時間は要る(笑)」
…と、イスラエルの歌詞にちなんだ神様の話を振る。
22:イスラエル
23:Don't tell me lies
→Don't tell me liesで焔…(うわあ!「ほのお」って入力したらこの漢字に変換されたー(笑))
炎を使った特効。派手。
【En3】
ライブ恒例:リーダーの奇行3
下手側から登場したリーダー。そのままステージを横断し、上手の袖に。
何を思ったのかHIRO君の赤いフライングVを下げ、Lhasaのイントロを弾きはじめる。
MC:「今日は集まってくれてありがとう! 最高のありがとうを贈ります。俺達のデビュー曲です Ivory trees」
24:Ivory trees
MC:「湿っぽいのは俺達には似合わないよな! 熱く盛り上がっていこうぜ 南国!!」
25:南国
【En4】
MC:「ラクリマが居たから今の自分があるとか、ラクリマに救われたとか手紙を貰うのだけど、君達が居てくれたからこそ、俺達はここに居られるんです。本当にありがとう」
「いままで色んなバンドの解散ライブを見てきましたが、悪いけど俺達のライブが一番カッコいいと思います」
26: THE SCENT
→セント!!!! うわあああ! 何年ぶりだろう…。KOJI君が抜けてからライブではやってない気がする。
私がラクリマさんのライブに行き始めた頃、ライブのシメは必ずと言っていいほどTHE SCENTだった。
その曲をこの人たちが最後に選んだのが嬉しくて懐かしくて、本当に本当にこの曲で最後なのかと
思うとまた涙が止まらなかった(苦笑)
曲の最後、LEVINさんがスティックを放り投げ、拳でシンバルを叩いて何か叫んでいた。
最後に4人が手をつないでステージ中央に立ち、会場に礼。
LEVIN、SHUSE、TAKA、HIROの順でステージから去っていきました。
最後にHIRO君が涙声で「13年間本当にありがとう!楽しかった!」と。
いつもHIRO君は一番最後までステージに残ってくれるんだよなあ(泣)
ここで泣かされた人も多かったみたいです。
全26曲。アンコール4回。
すごいセットリストだった。か、神様!!
こういうこと書くとドン引きかも知れませんが、ワタクシ、号泣でしたよ…。
ライブ終わってもしばらくその場から離れられないくらい。柵に突っ伏して漢泣き(笑)
丸まって泣いているワタクシのメソメソぶりを不憫に思ったのか、近くにいた見知らぬ人が
頭をなでてくれただよ。
驚いて顔を上げたらワタクシよりおそらく全然年下な女の子がニコっと…。
ううう。わし、そんなにアレだったか? ううう。
はずかしい。
リーダーの「自分のMCはすべる発言」「宇宙パワー」とメンバー紹介をどこでやったのか覚えてないです。
あと、銀テープの特効のタイミング。
THE SCENTだっけ? 南国だっけ?
ううう。
どこだろ?思い出したら書き足しますわ。
本当に良いライブだった。
リハの期間が短かったから、最近の曲を中心にセットリストを構成するのかと思っていたので嬉しい誤算でした。DVD化が楽しみ!
著作権の関係なのかKOJI君作曲の曲が聴けなかったのは残念だけど、鳥になる日をやるなんて思いもしなかったから本気で驚きましたわ。
(あ、ちょびっとだけやってくれたLime rainはKOJI君作曲か(笑))
そしてさらに驚く出来事が…
サモに連れられて、泣きながら会場を出ると、出口でなにやらチラシを配っている。
事務所の後輩バンドかなにかのフライヤーかと思って通り過ぎようとしたら
「TAKAとHIROのソロ活動のチラシです」と。
(厳密にいうとソロじゃないんだけど、そう言って配ってたのさ…)
慌てて受け取るとホントに二人のユニットのチラシだった。
うわあああ。
なんていうか、いろいろ複雑な心境だった。
普通、解散ライブ直後にチラシまくか?とか。
TAKAが脱退するって言い出してバンドが解散になったのに2人だけでやるの?とか。
でも、感情の大部分を占めていたのは「ああ、やっぱりこの2人は一緒に歩いていくんだ…」とホッとしたというか…なんだろうな、やっぱり切れないんだ、と。
もともとこの2人が出会って、ラクリマの母体バンドが出来たのだもんね。
またこれで泣かされたんですけど…(笑)
Zeppの横の車の展示会場内でKTたんと待ち合わせすることに。
すれ違った女の子がKOJI君来てたっていってたけど、ホントなのかな?
(花は届いていたみたいだけどね)
KTたんを待っている間、なんとなくさっき貰ったTAKA・HIROの新ユニットのチラシを見てたら、チラシの裏面…
マ、マンガ!?
マンガってなに?
TAKAとHIROをモチーフにしたマンガ(TAKAサイドとHIROサイドの2本)ってなに!?
お…
おいおいおい!
公式同人かよ(笑)!!!
(携帯サイトで読むマンガらしいです…さむい…さむいよ…おっさんだよ? もう三十路すぎてるよ?)
…だ、大丈夫なんか? この2人。
違う意味で涙が…。
ちょうど、KTたんが現れたのでチラシのことを話したら、もらっていなかったらしく大層驚いておった。
新ユニットってだけで驚きなのに、公式同人て!!
続いてKTたんのお友達さんが後から現れたのでチラシのことを聞いてみると、すでに貰っていたらしく裏面の誤植まで指摘された。
え?誤植? そんなのあったっけ?
…と、よくよくチラシを見てみると黒地に白抜きの文字がマジックで消されている。
透かしてみると…
「TAKEとHIROが」(←ここが塗りつぶされていた部分) マンガに!?
た…
TAKE?
だれ?
DARE?
うおおい! タケって誰じゃい!!
校正しろよホント!
…なんていうか、感動的かつセンチメンタルなライブが全部…スポーンと抜けていくような気がした…
指の間をすり抜けて夜空にすわれていくようなカンジじゃよ。IN FORESTじゃよ。
あああ
た、たすけて…
帰りのゆりかもめはこの話題で持ちきりだった。
(本来ならライブの感想を言い合ったり、下手をしたら泣きくずれていたかも知れなかったのに…)
そうそう。
特効で使った銀テープをKTたんから分けてもらいました。
ありがとうね。
ライブタイトルと日付が入ってる。良い記念になりますわ!!
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